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出版社内容情報
著者が日本思想史,神道史,国学の研究において取った文献学的・批判的立場は,戦前戦中のいわゆる神がかり的な論断と鮮やかな対比をなすものであった.主たる論考をすべて収めた本書は,日本思想の根幹を理解する上での基礎的文献である.
目次
第1部 序説(日本精神について;日本精神文化の研究と国学の学問的精神;日本思想史の研究法について;国文学の註釈的研究について)
第2部 本論(枕草紙と徒然草;神皇正統記白山本の学問的意義について;妙貞問答の吉利支丹文献として有する意義;垂加神道の思想;日本の教育構成原理としての国学;市井の哲人司馬江漢;司馬江漢の独笑妄言について;平田篤胤が鈴屋入門の史実とその解釈;鶴峯戊申の開国思想;明治維新の教化統制と平田神道;日本学者としての故チャンブレン教授;二鼠譬喩談と平田篤胤)
第3部 概説(日本神道の特質)