天使の舞いおりるところ

天使の舞いおりるところ

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  • サイズ B6判/ページ数 377p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784000014564
  • NDC分類 702.04
  • Cコード C0070

出版社内容情報

アルプスに連なる山奥に「天使の舞いおりるところ」はある.古びた教会で,天使たちは訪れる人々の心に平安を与えていたのだ.キリスト教美術に魅せられた美術史家が本・旅・人の記憶にまじえて語る中世美術の魅力.

内容説明

アルプスに連なる山奥に「天使の舞いおりるところ」はある。古びた教会の壁面で、天使たちは訪れる人々の心に平安を与えていたのだ。キリスト教美術に魅せられてヨーロッパに調査旅行をつづける中世美術史研究の第一人者は、埋もれていた挿絵写本・壁画・モザイクに息を吹きこむ。書物・旅・人の記憶をまじえて語る中世美術の魅力。

目次

1 中世の写本挿絵
2 中世ヨーロッパの中世壁画
3 東方のキリスト教美術
4 書斎のなか書斎の外

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mytopgun

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辻邦夫夫人が美術史家だったということは知っていたけれど、著作を読むのは初めて。研究対象の隅々にまで向けられる純粋で真摯な眼差しが清々しい。不勉強のため、あまりよく知らない題材(中世の写本やコプト美術、ロシアのイコンなど)も多かったのだけど、いずれも無機質な研究論文とは一線を画した、著者の情熱を滲ませる文章に、引き込まれるように読んでしまった。とりわけ、ウッチェッロについて論じた一章には感動した。2013/07/29

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