出版社内容情報
デマはどのようにして流れ,その犠牲になるのは誰か.社会心理学の実際的応用で名高いオルポートが,デマの主要な現象を実験に基づいて考察する.噂の真相を見抜く力と懐疑の精神を読者に訴える.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
抹茶ケーキ
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デマについての社会心理学的研究。デマを語る動機を基本的に「投射」に求め、デマの中で情報がどのように捻じ曲げられるか、どのような人がデマを伝えるか、デマが暴動などとどうかかわるかなどについて記述。第二次世界大戦前後の本なので、時代は感じるけど、そういうところが逆に面白かった。日本人のスパイだというデマを流された中国人についての分析とか。2016/10/13
長月マチール
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課題用。他の文献と合わせて纏める。メディアを介すと、どの様に変化するのか気になるけど、この本で押さえられていることは変化してないだろうなとは思う。東日本大震災のときを考えると。2013/01/21
とまる
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速度や経路において大きな変化があるが、デマの過程はそう変わっていないのではないか。入手したのは震災前だったが思いの外タイムリーに。2011/03/21
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