出版社内容情報
地球最大の環境破壊者、米軍。沖縄や横須賀基地などの知られざる汚染を暴く、衝撃のルポ。
内容説明
地球でいちばんの環境破壊者、それは米軍である。米軍基地はダイオキシン、白リン弾、核物質などで高濃度に汚染されている。高まる環境意識を受けて、米国内やヨーロッパなどでは浄化に乗り出しているが、日本では日米地位協定が基地公害を隠蔽する。燃料はたれ流し、燃えるにまかされる火災、海に捨てられた化学兵器、重金属に汚染された土は埋却して終わりだ。かつて「太平洋のゴミ捨て場」と呼ばれた沖縄をはじめ、岩国、横須賀などの在日米軍基地の知られざる汚染を暴く、衝撃のルポ。
目次
第1章 米軍 地球でいちばんの汚染者
第2章 太平洋のジャンクヒープ
第3章 沖縄にあった米国の大量破壊兵器
第4章 ひび割れた法制度、毒入りの土地返還
第5章 今も続く沖縄米海兵隊による汚染
第6章 アジア最大の空軍基地 嘉手納の米軍公害
第7章 日本本土の米軍公害
第8章 軍事公害の今日と明日、前に進むために
著者等紹介
ミッチェル,ジョン[ミッチェル,ジョン] [Mitchell,Jon]
1974年ウェールズ生まれ。調査報道ジャーナリスト、沖縄タイムス特約通信員。明治学院大学国際平和研究所研究員、東京工業大学非常勤講師。日本外国特派員協会「報道の自由・報道功労賞」Freedom of Press Lifetime Achievement Award受賞
阿部小涼[アベコスズ]
琉球大学法文学部教授。国際関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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