父 中野好夫のこと

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父 中野好夫のこと

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784000013642
  • NDC分類 289
  • Cコード C0023

出版社内容情報

父について知ることのあまりに少なかった娘のユニークな父の記.著名な父への娘の激しい葛藤があり,骨太い知識人である父の思いがけぬ一面の発見がその人となりと心の奥行きをおのずと明かしてゆく.

内容説明

父について知ることのあまりに少なかったとする著者によるユニークな父の記。著名な父を持った娘の激しい葛藤から理解による融和までがさまざまにきめ細かに描かれる。また思いがけぬ父の発見がこの骨太い知識人の人となりと心の奥行きをおのずと明かしてゆく。

目次

1 なんのために辞書がある!
2 意欲を孕む文学
3 償いの人生
4 クリスチャンの頃
5 降りつもる雪と竹
6 山路を歩く
7 ギボンを読む
ほおづき提灯―父、中野好夫を送る

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けろ

3
再読。一気に読ませる名文である。★★★★2020/03/09

けろ

0
土井晩翠の孫、中野好夫の娘である著者が、父を語る。中野好夫は翻訳者としてしか知らなかったが、家族十人を扶養しなくてはならないことから東大教授を辞し翻訳、文筆を生業としたのだそうだ。偉大な親をもつ人にありがちな反発・反抗を経て、父の日々をふりかえる。2017/03/08

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