出版社内容情報
30余年に及ぶ史料館活動の成果を集約し,史料の整理・保存・管理の基礎知識と目録編成・利用についての具体的なマニュアルを提供する.史料保存関係者および史料学・歴史学の学生,研究者等の必携の書.
内容説明
現在、国文学研究資料館に置かれている史料館は、文部省史料館として昭和26年に、第二次大戦後の社会変動期における史料の散逸を防止してこれを保存するために設置されたもので、史料を収集・整理・保存・調査研究し、それらを利用に供することを業務としている。本書は史料館員によって企画され、館の日常業務について数年間にわたり討議を重ねた結果を、各自が分担して執筆したものである。
目次
第1部 史料整理・管理の基礎知識(文書館学を考える;史料の受入れ;史料の整理と検索手段の作成;史料の保存と補修;史料の閲覧利用とサービス;史料所在調査法;歴史研究情報センターとしての史料館・文書館)
第2部 史料の特質と目録編成(史料認識論;大名家文書の史料的特質と目録編成;商家文書の目録編成;農家文書の目録編成;コレクション史料の目録編成)
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