出版社内容情報
近代数学を初歩から解説して主要な経済問題への適用法を説明した基本書.産業連関分析,線型計画問題,最大最小値問題,生産理論,ゲーム理論と鞍点問題,ノイマン・モデル,消費者行動の分析,均衡解の存在などを扱う.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
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本書は数理経済学の数学部分を取り上げたような感じの本である。そのため、経済学と数学の両方の素養がないと何をいいたいのか分からないかもしれません。この本を難しいと感じたら、「経済学研究者のための数学入門」(久武雅夫)をまず読むとよいかもしれません。順列から行列まで、経済学で扱う数学的な基本的な事項を網羅しています。 練習問題は、数学的で、より経済学的な問題にしてもらえるとよかった。順番としては、 1「歯磨き作って億万長者」や「レモネード経済学」 2「経済学研究者のための数学入門」(久武雅夫) 3本書など2019/08/04