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出版社内容情報
<見うるもの>と<読みうるもの>.本書は言語学の方法を駆使して絵画表現と文字表現を解読する.絵画に読む<形の統辞法>や<様式の文法>を文学の見方に転じる試み.表現の2大領域をつなぐ野心的記号学の登場.
内容説明
本書は近年の言語学の方法を駆使して、表現の記号学を打ちたてた。さらに、絵画に読んだ《形の統辞法》や《様式の文法》を、再び文字で書かれた領域へフィードバックさせて、ペローの妖精物語をあざやかな記号的世界に描きかえる。表現の二大領域をつなぐ野心的な試みが、フランスの哲学者によってまとめられた。
目次
1 問題提起
2 クリチュール
3 タブローの読解
4 記号と再現作用(フィリップ・ド・シャンパーニュとポール=ロワイヤル;地図とタブロー;パスカルにおけるモデルの概念についての考察)
5 ことばの黄金