出版社内容情報
作家,評論家,編集者などが古典から1960年代半ばまでの作品を具体的に分析しつつ,「児童文学とは何か」の根本問題にとりくみ,さらに批評の基準を提示しようと試みた論文の中から,編者によって精選された40編.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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12
ナルニア国物語の著者C.S.ルイスについてこれまで色々と調べていました。彼の生い立ち。少年時代。友人関係。信仰。最愛の人が余命わずかと知り結婚。苦労と感激のエピソード。しかしこの本は彼の文学に対する姿勢や思いを彼らしい言葉で述べています。この本で彼にやっと会えた気分です。2022/06/24
nanako
2
まさに自分が知りたかった情報がいっぱいでした!妖精とは。古典寓話の真実は。どのような意識をもって作家達は物語を書いているか。嬉しかったのは、自分が読みたいと思った物語を書いて、それがたくさんの人に読まれたというくだり。何度も読んで骨と肉にしたい本です!2014/05/29