出版社内容情報
人は何のために生きるのか.人が生を受けて死を迎えるまでの間に直面するさまざまな問題を,医者そして宗教者としての立場から考察.人間として何が一番大切かを巧みなユーモアを交えながら説きあかした人生の書.
内容説明
ひとは何のために生きるのか。内科医50年―人生のベテランとして尊敬を集める著者は敬虔な宗教者でもある。本書は、人が生を受けて死を迎えるまでの間に直面するさまざまな問題に、医者そして宗教者としての立場から考察を加える。人生において何が一番大切か―人の生き方、医療のあり方、健康維持に必要な心構えなどをめぐって、ユーモアを交えながら、具体的かつやさしく説きあかした書。
目次
1 生をみつめて(人間が生まれたのは何を受け何を与えるためか;命をみつめて―医療と宗教の接点;だれもが通る老いへの道;変わっていく女性の年代別の生き方―新しい生き方を求めて)
2 死をみつめて(医療と宗教からみた死生観;死をめぐる医学と看護―タゴール、リルケとの出会いから想う;死の受容―宗教とのかかわりあい)
3 病をみつめて(高齢化社会における健康管理;健康と病い―しなやかに老いを生きる;病気から学んだこと―私の患者学)