出版社内容情報
信州の農村に生まれ,上京して岩波書店に入り,50年をそこに過した著者は,誠実に生き,信念を貫いて頑固に一本の道を歩きつづけた.個性ゆたかな出版人として生きぬいたその半生を,簡潔な含蓄の深い文章で生き生きと描きだしたこの自伝は,同時に著者が経験した激動の時代の記録としても意義ふかいものがある.
信州の農村に生まれ,上京して岩波書店に入り,50年をそこに過した著者は,誠実に生き,信念を貫いて頑固に一本の道を歩きつづけた.個性ゆたかな出版人として生きぬいたその半生を,簡潔な含蓄の深い文章で生き生きと描きだしたこの自伝は,同時に著者が経験した激動の時代の記録としても意義ふかいものがある.