出版社内容情報
交通事故,病気,転職,大規模災害,犯罪,資産価値の変動,高齢化,環境の悪化,情報をめぐるトラブルなど,人々やシステムが抱える様々な困難をめぐって多面的に考察する,現代人必読の画期的な「リスクの経済学」.
内容説明
急速に変貌する現代社会に生きことは多様なリスクを抱えて生きることである。にもかかわらず、これまで安全と安心について経済学的な分析のメスが入れられることはなかった。ストック化、高齢化、国際化、情報化などのメガトレンドに伴うリスク、社会システムを覆う構造的リスク、より積極的な生き方をする際のリスクなどを体系的に分析し、時代の要請に応える刺激的な「新しい経済学」。
目次
第1部 危機は超えられるか(自動車事故;火災;病気・怪我;失業)
第2部 現代社会の新たなリスク(資産のリスク;長寿のリスク;転職のリスク;攻めのリスク;賠償のリスク;最期のリスク)
第3部 拡がるリスク(大都市災害;国外のリスク;情報化のリスク;環境リスク;知は力なり)