アメリカ大陸の自然誌 〈3〉 新大陸文明の盛衰 山本紀夫

アメリカ大陸の自然誌 〈3〉 新大陸文明の盛衰 山本紀夫

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  • サイズ A5判/ページ数 257,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000000499
  • NDC分類 450.95
  • Cコード C0025

出版社内容情報

アメリカ大陸の形成史,大陸へ初めて人類が進入した時代とその環境,そして文明の成立過程が,新しい科学の展開によって明らかにされてきた.アメリカ大陸上で繰り広げられた自然と人類のドラマを学際的に描き出す.

内容説明

コロンブスが新大陸に到達してから500年がたった。1942年10月12日のアメリカ先住民とヨーロッパ人との出会いは、固有の文化を創造してきた各地の民族が、激しく渦巻く世界システムへと組み入れられて行ったその後の人類史を予告する事件であった。このシリーズは、コロンブス以前のアメリカ大陸に焦点を当てて、アメリカ大陸で繰り広げられた自然と人類のドラマを再現し、新しい自然観・人類観を形成するための基礎を提供する。

目次

第1章 植物の栽培化と農耕の誕生
第2章 動物の利用と家畜化
第3章 文明の成立と発展・衰退
第4章 先住民の自然観
第5章 森林の改変
第6章 自然と人類と文明

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔亀

33
【始原へ54】「高地文明」の山本紀夫の編著。自然誌として、つまり植物(=農耕)、動物(=家畜)、植生(=森林)の面からの新大陸文明についての論集。山本紀夫の担当は植物と総論だが、後年の『ジャガイモとインカ帝国』ほどにはジャガイモだけを強調せず、メソアメリカにも目を配りながら、野生種がどのようにして栽培植物化したかを丁寧に解説している。穀物だったら単にたまたま粒の大きい株を選んで種を蒔いたことの繰り返しの結果という単純な話ではなく、狩猟採取のための季節移動のキャンプによる自然攪乱により、野生種が雑草化↓2021/09/18

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