内容説明
なぜ、生命を手段化する戦争やテロを根絶できないのか？墨子は、今から２４００年ほど前の中国で、その根本的解決のための道を説き、人間は天の意志である兼愛（公平な愛）を実践すべきであると主張した。今、蘇る戦争抑止の思想。
目次
１ 賢人の尊重
２ 上位の人に合わす
３ 公平な愛
４ 攻撃的戦争はよくない
５ 経費の節約
６ 葬儀の節度
７ 天の意志
８ 鬼神の存在を明かす
９ 音楽はよくない
１０ 運命論はよくない
１１ 儒教はよくない
著者等紹介
ワトソン，バートン［ワトソン，バートン］ ［Ｗａｔｓｏｎ，Ｂｕｒｔｏｎ ＤｅＷｉｔｔ］
１９２５年、ニューヨーク州ニューロシェルに生れる。１９５６年、コロンビア大学より博士号取得（司馬遷研究）。スタンフォード大学、コロンビア大学の助教授、教授等を歴任。コロンビア大学翻訳センター・ゴールドメダル（１９７５年）、ＰＥＮ翻訳賞（１９８１年と１９９５年）、アメリカ芸術文学アカデミー文学賞（２００５年）を受賞
美山弘樹［ミヤマヒロキ］
１９４７年、奈良県に生れる。１９７１年、大阪外国語大学（現大阪大学外国学部）英語学科卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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