内容説明
空間や歴史の伝統的な概念のラディカルな再考。
目次
1章 近代性の対抗文化としてのブラック・アトランティック
2章 主人、女主人、奴隷、そして近代のアンチノミー
3章 「奴隷の時代からのたからもの」ブラック・ミュージックと真正性の政治学
4章 「疲れた旅人を励まそう」W.E.B.デュボイス、ドイツ、そして(非)位置取り/(転)地の政治学
5章 「お慰みの涙なしに」リチャード・ライト、フランス、そしてコミュニティの両義性(アンビヴァレンス)
6章 「伝えられるような話ではなかった」生きた記憶と奴隷の崇高
著者等紹介
ギルロイ,ポール[ギルロイ,ポール][Gilroy,Paul]
1956年生まれ。現在、ロンドン・スクール・オヴ・エコノミクス&ポリティカル・サイエンス(LSE)の社会学部教授。文化研究(カルチュラル・スタディーズ)及びポストコロニアル理論の代表的な思想家。10代でジミ・ヘンドリックスを始めとするブルーズ・ギタリストたちに触発されてギターを手にする。その後、音楽ジャーナリストとして活動する一方、スチュアート・ホールが所長だったバーミンガム大学現代文化研究センター(CCCS)で博士号を取得、サウスバンク大学、エセックス大学、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジなどを経てイェール大学の社会学部及びアフリカン・アメリカン研究学部の教授を歴任
上野俊哉[ウエノトシヤ]
1962年生まれ。和光大学教授。社会思想史、文化研究、メディア論
毛利嘉孝[モウリヨシタカ]
1963年生まれ。東京藝術大学助教授。文化研究、メディア論
鈴木慎一郎[スズキシンイチロウ]
1965年生まれ。信州大学助教授。人類学、カリブ研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よきし
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