内容説明
異常な猛暑、エスカレートする暴動、各地で起きる奇怪な出来事―。破滅へのカウントダウンが始まったかのように、地球は全世界規模で変貌しつつあった。フリーライターの生島耕平は、流行中の難病・ランド症候群が、実は「地球外生命体の侵略」であることを知らされる。正義感に燃える生島は、生命をもかえりみずに、この奇病について真相を探るべく、単身で調査に乗り出すのだが…。壮大なスケールでおくる超伝奇SF第六弾。
著者等紹介
栗本薫[クリモトカオル]
東京生まれ。早稲田大学文学部卒。77年、『文学の輪郭』(中島梓名義)で群像新人賞評論部門を受賞。78年、『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞を受賞。80年、『絃の聖域』で吉川英治文学新人賞を受賞
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感想・レビュー
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まこ
1
読了。耕平はおそらく人類の代表。どんな人にもその人だけの物語がある。耕平の生きざまや如何に。2019/03/25
記憶喪失した男
0
クトゥルーで魚人化にはがっかりした記憶がある。人類以外の征服者に襲われてるのに、インスマンスで来るなんて。
くーぱー
0
またまた新しいキャラクターが登場。ただ生島はおっちょこちょいなだけの普通の人間なので、魅力としては今一な印章。それでも終盤の超状現象発動シーンには胸が躍った。2012/09/24
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
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弟が人間でない、周りの人間は超人だった、そして自分は麻薬漬けって、不幸すぎる涼君。が、それだけでない気配がやっと出てきましたねぇ。2009/12/09
ひろ
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うほっ!2007/09/07