内容説明
伝説の予言者ノストラダムスとは何者なのか?フランスの田舎町サン・レミに生まれ、名門モンペリエ大学で医学を学び、フランスを襲ったペスト禍から人々を救った若き日。放浪の旅のなかで神からの啓示を受け、自らの使命に目覚めた後半生。常に自らを律し、真実を探究したノストラダムスの生涯のうちにこそ、予言解読の鍵は隠されている。重要資料「セザールへの手紙」「アンリニ世への手紙」を収録し、ノストラダムスの真の姿を浮かび上がらせた名著。
目次
第1章 モンペリエの医学生時代
第2章 比類なき旅人
第3章 予言の開眼
第4章 太陽の遺産
第5章 予言のアポリア
第6章 宮廷への招待
第7章 アンリ2世の死
第8章 鍵の束
第9章 時のモザイク
第10章 大予言者の大成
終章 後世のアレンジ