出版社内容情報
混迷ふかめる乱世に、ひときわ異彩を放つ豪傑・呂布。荒ぶる魂に悲しみを宿す男・呂府が、宿敵・曹操に挑む!
内容説明
滅びゆく者の、鮮やかすぎる軌跡。混迷ふかめる乱世に、ひときわ異彩を放つ豪傑・呂布。荒ぶる魂に悲しみを宿す男・呂布が、宿敵・曹操に挑む。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤枝梅安
31
この巻は漢中の五斗米道の教祖・張魯とその弟・張衛が五斗米道の国を作る計画を語るところから始まる。各地で群雄が兵を挙げまさに乱世である。この乱世を自分を信じて駆け抜けたのが呂布である。筆者は呂布と赤兎の奮戦を描き、凡人の理解を越えたところにある呂布の美意識を読者に突きつけてくる。劉備、関羽、張飛が好きな三国志ファンにとってはじれったい気持ちを抑えられないだろう。第二巻と第三巻は呂布と赤兎がまさに駆け抜けた、という感じがする。呂布亡き後も、乱世は続くのである。2010/11/20
koba
28
★★★☆☆2012/10/09
タカシール
17
曹操、劉備vs呂布の戦いが本巻のクライマックス。それぞれの思惑がからみながらも一つにはならない。漢たちの物語。2018/03/15
calaf
11
呂布って、怖いだけの人かと思っていたけど、そうでもないのかな...まぁ、完全なる軍人なのは間違いないけど。2012/03/21
カワセミ440
6
呂布の描き方が素晴らしい!ただの暴れん坊ってわけじゃなかったっていうのが、北方さんなりの解釈なんだな。武者として純粋すぎたんだろうね。赤兎馬への愛とか、なかなか読ませてくれます。こういうお話を読めただけでも北方三国志を読んだ甲斐があるってものです。孫策と周瑜の大喬小喬姉妹を攫っちゃうところも面白い。漢中の五斗米道の成り立ちとか教祖と祖も周りの考えかたとかなかなか興味深い。2019/09/14
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