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内容説明
流浪の騎士・タウラッドに敗北したガーゼィの聖戦士クリスの姿は、メトメウス族の者たちを失望させてしまった。やはり予備校生が、救国の騎士として戦うことに無理があったのか。しばらくはこの世界から出られそうにないと覚悟したクリスは、この時代の戦術を学ぶことからはじめようとするのだが…。好評のシリーズ第3弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ギンナイ
1
ついに主人公、お荷物から、一人前に認められる。他の主人公は1巻でこの儀式を済ませているけど、3巻までかかってしまったか。また、迫水君と同様に示現流を使い出すとか、肉弾戦の聖戦士として素質を開花してきたのか。相変わらず地上との会話は電波ゆんゆんで読み飛ばしたくなるが、主人公の知識の源なら仕方がないか。ライバルのような奴も出てきたし、逃亡劇はまだ続くのか。 関係ないけど、「ゴミみたいな彫刻芸術や前衛芸術」さすがは御大将。言えない事を言ってくれる。2014/08/03
姉勤
0
バイストンウェルに飛ばされたクリスと地上界に残ったクリスが共にアシストし合う。双方の異なった経験と学習が、成長をもたらす。倒した敵に止めを刺す事で、周りの”異世界人だから”という奇異な認識の中にいたクリスが、同世界の戦士として認められるクライマックス。ヒロインを付けねらう敵ライバルや、今のところ味方の巨神の動向と、これからのドラマが気になる。2012/11/29