内容説明
あらゆる科学の基礎の基礎、それが物理学。物理学を知るうえで、もっとも大切な考え方とそれらの関係を、必要かつ十分に解説する。
目次
第1章 なぜ原子や分子は目に見えないか?
第2章 物理量という概念―自然界を成り立たせているもの
第3章 空間と時間―物理学の枠組みとその構造
第4章 分子の実在―ブラウン運動とは何か
第5章 ゆらぎの世界―熱エネルギーの概念と永久運動
第6章 時間の矢―自然現象の非可逆性
第7章 エネルギーの概念―物理現象における保存量
第8章 物質の究極構造―無限分割は可能か
第9章 実験と観測―物理現象を捕まえる
第10章 物質間の相互作用―何が媒介するか
第11章 物理学の言葉と物の理