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出版社内容情報
ハリウッドロケといわれていたのに、着いたのは平壌だった。演技をみこまれて北朝鮮初の怪獣映画に主演した著者の、おもしろ道中記。
内容説明
はるばる北朝鮮へまで出かけ、怪獣映画に出演した男がいた。それも、普通の役ではない、ヌイグルミを着て怪獣を演じてきたのだ。それがこの本の著者、薩摩剣八郎である。政治家や文化人では見ることができなかった、北朝鮮の素顔を伝える異色ノンフィクション。
目次
第1章 北朝鮮へ来てしまった(パスポートについて;北朝鮮自動車事情;北朝鮮へ行くには)
第2章 金正日書記の別荘だ(軍人;北朝鮮テレビ事情;金正日の別荘;ヨシさんの証言;申フィルム仮事務所;同じ出身地、同じ姓は結婚できない;北朝鮮映画;主体思想塔)
第3章 本番、ヨーイ、スタート!(合弁法;南北分断と朝鮮戦争;申相玉;崔銀姫;北朝鮮の祝日)
第4章 ホテルに移ったぞ
第5章 さよなら、北朝鮮
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
尿酸値高杉晋作
2
何とも甘酸っぱい、、、 かの国の体験記ではあるが、それ以上に人と人との交友録でしたな。 2016/02/16
西澤 隆
0
イデオロギーとも国際平和とも無縁の「ただただ芝居(操演)をやろう」という豪快なオヤジだからこその見聞録は98年公開の北朝鮮初の本格的怪獣映画「プルガサリ」製作をめぐる日々の記録。人が住んで暮らしているまちである以上全てが統制されているわけもなく、一緒に時間を過ごせばちゃんと気持ちが通じると感じる瞬間はある。それでも手の届かない部分のたくさんある日々は読んでいてもどかしかったり切なかったりもするのだけれど、それでも案外とユーモラスな日々。その笑顔とシリアスの境界の狭さに「北」をリアルに感じる一冊なのです。2013/09/16
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