野生鳥獣保護管理ハンドブック―ワイルドライフ・マネージメントを目指して

野生鳥獣保護管理ハンドブック―ワイルドライフ・マネージメントを目指して

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  • サイズ A5判/ページ数 417p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784889651287
  • NDC分類 659.7
  • Cコード C3061

出版社内容情報

鳥獣保護・狩猟制度、希少種の保護事業などの全容を、最新のデータ・参考資料とともに解説した初めての1冊! 野生生物との共存に取り組むすべての方に愛用されています。

野生鳥獣の現状
第1章 鳥獣保護制度
 1.鳥獣保護法
 2.鳥獣保護事業計画
 3.鳥獣保護区
 4.司法警察員
 5.鳥獣保護員
 6.捕獲許可
 7.野生鳥獣の輸出入
 8.野生鳥獣の流通規制
 9.鳥獣保護法の罰則
第2章 狩猟制度
 10.狩猟鳥獣
 11.狩猟免許
 12.法定猟具
 13.狩猟制限
 14.猟  区
 15.休猟区
 16.銃猟禁止区域・銃猟制限区域
 17.狩猟者登録税、入猟税
 18.鉛弾の使用規制
 19.狩猟者
第3章 希少な鳥獣の保護
 20.種の保存法
 21.レッドデータブック
 22.ラムサール条約
 23.天然記念物
第4章 野生鳥獣との共生
 24.ワイルドライフ・マネージメント
 25.特定鳥獣保護管理計画
 26.緑の回廊
 27.鳥獣被害防除対策
 28.有害鳥獣駆除
 29.損失補償
 30.傷病鳥獣
 31.移入種問題
第5章 共生に向けた課題
 32.猛禽類の保護管理
 33.かすみ網問題
 34.愛玩飼養と密猟問題
 35.クマの保護管理
 36.メスジカの可猟化
 37.エゾシカの保護管理
 38.カモシカの保護管理

 わが国における人と野生鳥獣のかかわりあいには、永い歴史があり、さまざまな軋轢はあったものの、両者はこの狭隘な国土の上で、住み分けをしながら共存してきました。しかしながら、近年、国土開発の進展や中山間地域における過疎化の進行とともに、シカ、サル、イノシシなどによる農林業被害が急増しています。一方、西日本のツキノワグマなどは生息地が分断され、絶滅のおそれにさらされています。
 このような状況の下で、国民の間に、人と野生鳥獣との共生をどのように図っていけばよいのかという問題に対する関心が高まっています。2000(平成12)年6月には鳥獣保護法が改正され、科学的・計画的な野生鳥獣の保護管理、いわゆるワイルドライフ・マネージメントを実施する特定鳥獣保護管理計画制度が創設されました。今後の鳥獣行政は、このワイルドライフ・マネージメントの考え方に基づいて実施されていくこととなるでしょう。
 本書は、現場で野生鳥獣の保護管理に取り組まれている、都道府県、市町村、農業組合、森林組合等の職員、鳥獣保護員、狩猟者、研究者、野生鳥獣の保護管理に強い関心を持たれているNGOや一般の方々に、大きな転換期を迎えている鳥獣行政の概要について

内容説明

本書は、現場で野生鳥獣の保護管理に取り組まれている、都道府県、市町村、農業協同組合、森林組合等の職員、鳥獣保護員、狩猟者,研究者,野生鳥獣の保護管理に強い関心を持たれているNGOや一般の方々に、大きな転換期を迎えている鳥獣行政についての理解を深めていただくためのハンドブックです。

目次

第1章 鳥獣保護制度
第2章 狩猟制度
第3章 希少な鳥獣の保護
第4章 野生鳥獣との共生
第5章 共生に向けた課題
第6章 その他の鳥獣保護施策

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