〈文明の庫〉双書 ヒロシマをさがそう―原爆を見た建物

山下 和也/井手 三千男/叶 真幹【著】

西田書店（2006/09発売）

• サイズ B40判／ページ数 187p／高さ 18cm
• 商品コード 9784888664349
• NDC分類 369.37
• Cコード C0052

内容説明

被爆前の町の姿と暮らしを伝え、被爆前後の歴史をつなぐ道標。被爆時において、逃れ、人を捜した道標。被爆直後の救援や復興を支えた道標。建築・空間を通じて被爆の実相と体験を伝える道標。刻み込まれた記憶を読み解き、想像して、未来を考える道標。道標を頼りにヒロシマを歩こう。ヒロシマをさがそう。被爆建物１５７件、写真２４０点が語りかける。

目次

ヒロシマを想像して欲しい
８月６日、朝の広島―原爆投下
広島はどのような街だったか
被爆した建物を見て歩こう
消えた被爆建物
帰っていく場所ヒロシマ
ヒロシマの道標とは

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まるぽー]

平和記念公園だけではない原爆の痕跡を知ることができる。今年はこの本を読んでから広島に行き、日銀広島支店と袋町小学校を見学した。ほとんど観光客はいなかったが、平和記念公園より生々しさを感じた。現在の街並みに溶け込んでいて見逃しがちだが、当時の建造物は意外と残っているのである。

2014/09/15