死体の晩餐―動物の権利と菜食の理由

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784886835444
  • NDC分類 480.79
  • Cコード C0012

内容説明

「どうして、動物を殺してはいけないの?」何も知らない子どもにそう聞かれたら、あなたは何と答えますか?ドイツ語圏において動物の権利運動に大きな影響をあたえたベストセラー。

目次

第1部 人間と動物の哲学(菜食主義の哲学;動物たちの気持ち;感情移入と仲間意識 ほか)
第2部 肉食の罪(人間の動物に対する裏切り;唯一の害獣)
第3部 なぜ菜食なのですか―一問一答(人間のことを優先して考えるべきではないでしょうか?;人間は生物学的には菜食主義者ではありません。;人間は肉を必要とします。 ほか)

著者等紹介

カプラン,ヘルムート・F.[カプラン,ヘルムートF.][Kaplan,Helmut F.]
哲学者、作家。1952年生まれ、哲学・心理学専攻(哲学修士、哲学博士)、動物の権利運動の先駆者の一人。彼の著作の数々は、動物の権利についての思想をドイツ語圏の人々に紹介することに大いに貢献した。また、彼が多くの記事を雑誌に寄せたことで、動物の権利に関してのデリケートな疑問や問題が以前よりずっと取り上げられるようになった

ニトライ陽子[ニトライヨウコ]
昭和49年大分県大分市生まれ。子供の頃からヨーロッパ文化・言語に関心を持ち、高校卒業後、福岡大学人文学部ドイツ語学科に入学。卒業後ドイツへ渡り、ハイデルベルク大学で4年間学ぶ。帰国後、地元で約3年間働いた後、本格的に翻訳・通訳の勉強がしたく上京、東京ゲーテインスティテュートで学ぶ

田辺リューディア[タナベリューディア]
南ドイツ出身。ハイデルベルク大学でドイツ文学、音楽学、日本学を学ぶ。1991年慶応大学に留学のため来日。現在東京ドイツ文化センター常勤講師。2004年より動物の権利グループSASA(Small Animals Support Association)Japan代表。ドイツ動物倫理協会(Arbeitskreis Tierrechte & Ethik,A.K.T.E.)会員。美術関係他翻訳多数

まきぼう[マキボウ]
法政大学社会学部卒。某地銀にて十年間の営業担当を経て退職。現在は夫と愛猫三匹とともに野良猫保護に精を出し、HPにて動物愛護やペットフードの安全性についてなどの啓蒙活動を続ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

未来来

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動物の権利の主張がわかり易く記されている一方、言葉が尽くされていないとも感じました。入門書には良いでしょうが、既に概要を知って突っ込みたいものを持っていると悶々とします。理解や共感が出来る所がある思想でも、視野の狭さや掘り下げの浅さ、傲慢さ等がちまちまと目に付いて、少し読んでは悶々としのエンドレスリピート。《大学図書館》2009/07/19

pypymdk

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ふかもり ふみこさんの『地球から愛される「食べ方」 この星を貪らない生き方「ヴィーガン・ライフ」入門』のように、読みやすく広い内容だったので、ヴィーガン初心者にオススメです。動物の死体を食べていることの不自然さがよく分かります。また訳者のあとがきで日本人の肉食の歴史が記述されているがとても簡潔でわかりやすかったです。2021/05/01

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