内容説明
インドネシア・ジャワ島西端に位置し、コショウや陶磁貿易の要衝として17世紀を中心に発展した都市国家バンテン。本書では、そこで発掘される日本の肥前陶磁など世界各国の陶磁器を分析し、近世アジアの交易の様相に迫る。
目次
第1章 はじめに
第2章 港市バンテンの変遷
第3章 バンテンの出土陶磁
第4章 バンテンの都市構造
第5章 アジア陶磁貿易とバンテン
第6章 バンテン遺跡の保存活用
第7章 まとめ
著者等紹介
坂井隆[サカイタカシ]
1954年、東京都生まれ。早稲田大学第二文学部東洋文化専攻卒業。現在、(財)群馬県埋蔵文化財調査事業団主幹専門員
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