ユーラシア選書<br> ロシア音楽の魅力―グリンカ・ムソルグスキー・チャイコフスキー

ユーラシア選書
ロシア音楽の魅力―グリンカ・ムソルグスキー・チャイコフスキー

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784885958038
  • NDC分類 762.38
  • Cコード C0373

内容説明

「ロシア音楽の父」と言われ、『ルスラーンとリュドミーラ』などのオペラで有名なグリンカ(一八〇四~五七)。日本でもたいへん人気のある『展覧会の絵』をはじめとして、『ボリース・ゴドゥノーフ』『禿山の一夜』等々たくさんの有名作品を持つムソルグスキー(一八三九~八一)。そして、『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』の三大バレエ音楽、世界中の劇場でオペラのスタンダード・ナンバーとして上演される『エヴゲーニイ・オネーギン』『スペードの女王』など、世界的に知られる名作を数多く生みだしたチャイコフスキー(一八四〇~九三)。十九世紀ロシアを代表する作曲家三人を、最新の研究成果を取り入れて浮かび上がらせた、まったく新しい「ロシア音楽の魅力」。

目次

1 グリーンカ(ロシア音楽におけるグリーンカの位置;生まれと教育;イタリア遊学 ほか)
2 ムーソルグスキイ(ムーソルグスキイとは何者か;生い立ち;青年時代とバラーキレフへの師事 ほか)
3 チャイコーフスキイ(チャイコーフスキイの魅力;生まれと教育;モスクワ音楽院 ほか)

著者等紹介

森田稔[モリタミノル]
1935年旧満州奉天(現瀋陽)市生まれ。東京外国語大学ロシヤ語科、東京藝術大学楽理科卒業。東京都立高校教諭、弘前大学講師、宮城教育大学助教授、教授、2001年3月同大学定年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ありさと

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グリンカ、ムソルグスキー、チャイコフスキーの生涯を軸に19世紀ロシア音楽界の状況を概観。特に旧ソ連圏の場合崩壊後に新資料が出てきたり、再評価があったりと研究の状況もかなり変わっているようなので、新しめなものを読むのは重要だなあと。2014/12/22

Kei

0
良い本でした。専門家による責任ある入門書は、そこいらの三流音楽評論家が書き散らした文章と違って、信頼できるし読んでいて安心。巻末のディスクガイドもなかなか参考になって、良いです。2012/09/28

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