内容説明
本書では、史実と小説の狭間に立って『封神演義』中に起こった戦争についてさまざまなことを考えてみました。封神の戦いが起こった理由、両者のとった戦略、戦術、実際の戦闘経過に至るまで、さまざまな角度から観察し、考察しています。またこの作品では、仙人どうしの秘術を尽くした戦いという魅力的な題材もあります。もちろん史実に裏づけることはできませんが、これらについても戦いの流れのなかで取り上げてみました。
目次
第1章 西岐に集う英雄
第2章 西岐討伐戦始まる
第3章 神仙たちの参戦
第4章 諸将の裏切り
第5章 五関の戦い
第6章 商王朝の黄昏