内容説明
世界にはさまざまな神話が伝わっており、その中で語られる神々も無数に存在しています。本書では、そんな神々の中から女神だけを抜き出してまとめたもの。その女神にどんな役割や地位が与えられていたのか、どんな性格や容貌をしていたのか、そして興味深いエピソードなどを紹介しています。また、複数の呼び名がある場合はそれも明記し、どの地方のどんな神話に登場したのかもデータ的にまとめました。
目次
第1章 ギリシア・ローマの女神
第2章 北欧・ケルトの女神
第3章 日本の女神
第4章 中国・朝鮮の女神
第5章 インドの女神
第6章 西アジア・小アジアの女神
第7章 エジプトの女神
第8章 中米の女神
第9章 太平洋地域の女神
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
1
【『読書メーター』を知るまでに読んだ本の記録】 通算:#13762002/10/31
えみぃ
1
ものすごく読み応えあった…。いったいいつ読み出したんだろう?ようやく読み終わった。メジャーなところから知らないのまで、世界中の女神を扱った本。いろんな女神がいて、創作意欲が沸き立つ。メソアメリカの神様などはかなり際立つ印象。また辞書的に読み返したい。2015/12/19
とんび
1
わりと取り上げられない事の多い中米やオセアニアの女神についてもページが割かれており、女神を通じての世界神話入門ってな体裁になっている。2013/06/18
宵子
1
世界のだいたいの女神を集めたもの。メジャー?なものは紹介されている。南米や大平洋地域のものは珍しいかもひれない。ただし、現代の女神や創作に出てくる女神には触れられていない。
しまめじ
1
ローマ神話とギリシア神話の違いやマイナーな神話の女神まで扱っていたのはおもしろかった。ただこのシリーズは何人かで書いているので文体に統一感がなく、散漫な印象があるのがちょっと不満。他にこういう種類の包括的な辞典っぽい本がないので読んじゃうけどねー。2010/01/04