内容説明
本書では過去の世界に存在した主要な終末論を中心にして、歴史観と終末論の関係や１９世紀の世紀末などを扱っている。
目次
第１章 世紀末と終末論（世紀末と終末論の基礎知識；歴史観と終末論の種類；世界の紀年法と暦法）
第２章 神話・終末文書に描かれた終末（円環的な歴史の中の終末文書；ユダヤ・キリスト・イスラム教の終末文書；異教の終末文書；千年王国思想）
第３章 １９世紀末と終末観（近代にも生きている終末思想；未来が終末を迎えた）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
竜王五代の人
3
紀年法で桁上がりになる年代（マヤ歴の世紀末にあたる2012年とか）・いわゆる世紀末自体の話は少ない。終末論中心の、各神話での歴史の見方の本。だいたい、世の末は近いと言っているのは、星新一が「進化した猿たち」で揶揄していたヒトコマ漫画テーマそっくり。2023/02/20
雨音
1
今までほぼ触れたことがないジャンルだった。世紀末と題しているが様々な終末論が主にまとめられている。2020/05/17
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