内容説明
日本怪獣映画の原点というべき不朽の名作。企画書として書かれたまま、永らく埋もれていたオリジナル原作を、初めて単行本化。（「ゴジラ」）。東宝怪獣映画シリーズ中、唯一ビデオ化されていない幻の作品。ゴジラと同じ香山滋による原作は、昭和３０年の初刊以来、３８年ぶりの復活。（「獣人雪男」）。キノコ人間・マタンゴの恐怖を描いてファンの評価も高い異色のホラー作品。掲載誌不明とされていた原作小説をついに発見。（「マタンゴ」）。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bugsy Malone
63
｢ゴジラ原作-G作品検討用台本｣｢獣人雪男｣｢マタンゴ｣の3編を収録。ポスター等の写真も掲載された豪華な作りになってます。特にソフト化されていない｢獣人雪男｣のカットは嬉しい限り。前2作はちくま文庫の｢ゴジラ｣にも収録されていたので再読。｢マタンゴ｣は映画の不気味さを目に浮かばせながら、小説としての怖さと妖しさに浸りました。3作品共短いながらもとても面白く、また価値のあるものでした。2018/01/04
ヴィオラ
0
個人的にすっかり怪獣ブーム。ちくま文庫「ゴジラ」とのダブりもあって、実質「マタンゴ」１本のみの読書。人体が徐々に変化していくってのは、やっぱ怖いなぁ…(；´Д`)●「Ｇ作品検討用台本」「獣人雪男」「マタンゴ」2013/05/06
