内容説明
和人の入植による異民族と異文化の奔流に巻き込まれた苦境にあって、ウタリの自立を目指したアイヌの俊秀、金成太郎の悲劇の生涯とその時代。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
必殺!パート仕事人
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誰が主人公なのかわからずに読みました。明治初期のアイヌの様子がわかればいいぐらいの感じでした。副題にある「アイヌの赤い星」とはカンナリキの息子、金成太郎(ちょうど名づけの時期が日本人化の渦中でアイヌ名は無いらしい)。知里幸恵の祖母モナシノウクの養い子で、記憶・人格に優れユーカラを伝承させようとした相手ということらしい。次代のリーダーとして高等教育も受け教員の免状も受けたのに、そうなったらそうなったで和人が鬱陶しがって排斥に転じた。最後は行方不明だったと。本当にやりきれない。2023/08/06
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