感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
袖崎いたる
3
学魔・高山宏と名乗りだしたのは先だって出たばかりの『不思議の国のアリス 鏡の国のアリス』からか。この人の文章は意味わからないのだけど、何が意味わからないのかがわからないので、敬して遠ざけるにはあまりに名残り惜しい。あとがきで、この本に収録されているのはパフォーマンスで、ただ学術として食ってやろうとしてもダメだぞと書いてあるのだけど、その通り。ラプラスの魔が宇宙のイメージに深く関わるように、高山宏も自前の宇宙をこの世におっかぶせんとする魔物なのだ。わからなくてもいい。入ってみればいい。そういう本。本は人なり2019/12/07
Akito Yoshiue
1
読み応えがあり、全編外れなしの面白さ。読みたい本が増えてしまうことだけが欠点。2014/03/24
oDaDa
0
「ノージャンルな表現者、高山宏が贈る最大の著作集。オスカー・ワイルド、17世紀バロック、デザイン、都市、日本の大学、食.....etc.著者独特の文体で厖大なテーマを扱う。エピローグは詩人平鹿由希子の書き下ろし。ビジュアル0点。デザインは建石修志。」 「内容も文体も、できるだけ多くのレヴェルで「越える」感じを演出。「ex‐(エクス)」感、つまり「越える」ことで見えてくるものを伝えた歴たるアートたる文章を集成。」2025/03/26
-
- 電子書籍
- カフェオレ甘めでお願いします。【マイク…
-
- 電子書籍
- 麗しきレッスン〈ラミレス家の花嫁 II…