• ポイントキャンペーン

宇江敏勝の本
熊野修験の森―大峯山脈奥駈け記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784880083070
  • NDC分類 188.59
  • Cコード C0095

内容説明

古来、山伏たちが那智から吉野まで大峯山脈の尾根道百数十キロを走破した、修験の道。この大峯奥駈けに、一般人として参加した著者による苦闘と充実とやすらぎの体験記。

目次

1 熊野修験体験記(那智四十八滝の寒行;三重ノ滝の修行;大峯奥駈け行;晦山伏の行)
2 森のかくれた祭り(山上ヶ岳戸開け式;森の火祭り;十津川の盆踊り;深仙ノ宿断食行;父祖たちの森 ほか)
3 増補 熊野修験のその後と私

著者等紹介

宇江敏勝[ウエトシカツ]
1937年、三重県尾鷲市に生まれる。和歌山県立熊野高校を卒業後、紀伊半島の山中で林業に従事するかたわら、文学を学ぶ。現在、エッセイスト・林業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マウンテンゴリラ

1
私も30代前半の若い頃、地理的にほど遠くないということもあって、本書で紹介されている吉野、熊野、大峯山系の山々には、幾度か訪れたことがあった。とても本書で紹介されている本格的な奥駈け行にはほど遠いものではあったが、その断片、周辺の自然の雰囲気は味わうことができ、本書を読んで、その当時のことをあらためて思い出した。経済,利便性一辺倒の現代社会、およびそこに生きる個人としても、決して忘れてはならないもの。人それぞれの価値観と言えばそれまでであるかもしれないが、先述の価値観に固執することの偏狭さ、→(2)2019/03/28

novinovi

0
釈迦ヶ岳に大日如来像を担ぎ上げた岡田氏の逸話に強く惹かれる 何とか登ってみたい山になった...飄々とした登山行程の描写も◎2021/12/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1787668
  • ご注意事項