内容説明
連続放火事件の捜査現場で女性の全裸死体が発見された。全身のムダ毛を剃られ、日焼け止めクリームをくまなく塗られた遺体の傍には被害者を模したユカちゃん人形が…。犯人の狙いは?そして二つの事件の接点は?やがて第二、第三の遺体もユカちゃん人形とともに発見された。人形に込められた意味は何なのか?好評本格推理シリーズ第四弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Urmnaf
11
シリーズ4作目。今回も連続殺人、しかも見立て。現場に残されるのは死体と同じ格好をした人形。最初の事件は死体遺棄事件と思われ、同時に起きていた連続放火事件に手を取られていたこともあり、志穂だけが人形調査に当たることに。まあ、それがあたりの筋なんですが。せっかくの「被害者学」「生まれながらの被害者タイプ」「囮捜査」といったギミックが薄れてきたのが残念。五感で5作のシリーズにしたことの無理が出たかな。次で最終巻。2022/05/16
二葉
2
前作より多少中身が薄い感じでしたけど、シリーズ物の途中としては合格点。ただ、解説の人選が、、2016/10/01
kanamori
0
☆☆☆2011/10/21
夏子
0
人形の見立てというのがちょっと懐かしいミステリー要素で良い。重症の袴田さんが気になります。2013/06/26
veckio
0
朝日文庫版で読んだ作品を幻冬舎文庫版で再読してみよう!の第4弾(笑)2・3巻ほど入り込めなかったが、面白かった。2013/04/05