目次
太平洋戦争と飛行機
日本の特殊事情と中島飛行機のこと
草創期の航空機界と中島知久平
外国人による航空ショーの盛衰
民間航空界の先駆者・磯部鉄吉の足跡
民間の飛行機製作で実績を残した伊藤音次郎
岸の赤羽飛行機製作所と初期の国産エンジン開発
大正時代の陸海軍航空部隊の活動
初期の中島飛行機の経営
川西との対立と独立体制の確立〔ほか〕
著者等紹介
桂木洋二[カツラギヨウジ]
1945年東京都生まれ。自動車雑誌編集を経てクルマ関係のレポートや解説などを執筆している
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感想・レビュー
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earlgray
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全くの個人的な感想だけど、買う気にはならないが借りて読むならまあまあ。2010/04/11
U-G.Kintoki
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本書の大意に影響するものではないが所々データにミスがあったのが残念。概略的な内容ではあるがわかりやすくて良い。2009/09/07
ミュンヘン
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「昭和のロケット屋さん」で糸川英男先生に興味を持ったら、次はこれをお薦めする。日本ロケットの父、糸川英男先生が勤めておられた中島飛行機がどのようにして始まったのかを書きつつ、戦前の何もなかったところから日本の飛行機がどのようにして作られていったのかが非常によくわかる優れた本。部品を全て海外から輸入していたのを発端に、エンジン一つ作るのにどれだけ苦労したのかがよくわかる。戦後に解体された中島飛行機の行方富士重工業、プリンス自動車、富士精密、さらには関東自動車。本田技研工業などにも多くの技師が就職している。2009/08/25