出版社内容情報
ゲーテ『ファウスト』の原像ともなった錬金術師パラケルススが開示する五つの病因論。 自然因、天体因、毒因、精神因、神因など、一個人の心身から、共同体、環境、宇宙にまでつらなる病気の原因をあかし、魂の健康と病の背景にある因果を明晰に指摘する16世紀の古典。ホリスティック・ヘルスの先駆として、病める現代医学に示唆的な書。 新装復刊。
■目次より------------------------------------------------------------------------
序
序説
中間篇・第一「天体因論」──第一の異教的論証
中間篇・第二「毒因論」──第二の異教的論証
中間篇・第三「自然因論」──第三の異教的論証
中間篇・第四「精神因論」──第四の異教的論証
中間篇・第五「神因論」──第五の異教的論証
注釈
結び
■著者紹介:パラケルスス
Paracelsus(Aureolus Philippus Theophrastus Bombastus von Hohenheim)