NAM生成

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872335750
  • NDC分類 309
  • Cコード C0095

内容説明

生成するNAM(New Associationnist Movement)の現在形。

目次

第1章 『倫理21』と『可能なるコミュニズム』
第2章 時代閉塞の突破口
第3章 二〇世紀・近代・社会主義
第4章 ネットコミュニティ通貨の玉手箱
第5章 希望を紡ぐ学校―ニュースクール構想について

著者等紹介

柄谷行人[カラタニコウジン]
批評家。1941年、兵庫県生まれ。1969年、「〈意識〉と〈自然〉―漱石試論」により群像新人賞受賞。著書に『マルクスその可能性の中心』『探究I』『探究II』『倫理21』他。NAM代表

浅田彰[アサダアキラ]
批評家。1957年、兵庫県生まれ。1991年『批評空間』、1992年『インターコミュニケーション』を刊行、両誌の編集委員を勤める。著書に『構造と力』『ヘルメスの音楽』他。NAM会員

坂本龍一[サカモトリュウイチ]
音楽家。1952年東京都生まれ。1978年に、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)を結成。作品に『音楽図鑑』『戦場のメリークリスマス』『ラストエンペラー』他。NAM会員

山城むつみ[ヤマシロムツミ]
批評家。1960年生まれ。『小林批評のクリティカル・ポイント』で群像新人賞受賞。著書に『文学のプログラム』『転形期と思考』。NAM会員

村上龍[ムラカミリュウ]
作家。1952年、長崎県生まれ。1976年『限りなく透明に近いブルー』で芥川賞受賞。著書に『コインロッカー・ベイビーズ』『トパーズ』『希望の国のエクソダス』他。映画作品に『トパーズ』『KYOKO』など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カザリ

31
全体としての論旨がよくわからなかったなあ。たぶん、あと一年くらいでわかるようになる気がする。基礎知識と論旨の慣れの必要を感じたので、柄谷著作をあと10冊ぐらい読めば少し進める気がする。柄谷をわかりやすく解説してくれるブログとかがほしい笑 個人的に蓮実ンを批判しているところが興味深かった。思想家って映画をみても多分、テーマとかが気になるんだよね。わかる。でも映画ってテーマを表現する技術ももちろん必要で、ハスミンのいうこともわかる。笑。まあ、どっちが重要かというと、私もテーマだと思うよ!!2016/12/12

 

2
NAMてリアルタイムで見ていなければ本当にワケワカメだよなとは思う。というか、そもそも、「批評空間」と言えば、まず検索に挙がるのはエロゲのレビュー・サイトだし、なおさらかと。柄谷行人を中心とした内部のゴタゴタとか、ネットで転がっているメンバーによる「論争」的な文章をチラ見する程度だが内輪的な内容すぎて訳分かんねえよ。そろそろここら辺のゴタゴタを全く知らないような世代(俺含めて)に分かりやすく語ってもらえると助かる。2019/04/06

KN

2
この時期以降の柄谷の関心が、アナーキズムの再検討にあると知って興味深く思った。資本への対抗運動には3つのコースがあったが、集権的社会主義はソ連崩壊とともに崩れ去り、世界の主流となった社会民主主義は未来の展望を描けない。残るはアナーキズムしかない。しかし過去のアナーキズムをそのまま持ち出しても無力なので、詳細な批判が必要になる。カントへの着目もそれとリンクする。デカルト(集権的)とヒューム(アナーキズム)を同時に批判したカントに、新しい活路を見いだし云々2019/01/10

check mate

0
代表的知識人がこれほどまでに公務員を憎悪していたんだなあ2021/07/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/179
  • ご注意事項