内容説明
「今の新聞には人格の支配がない 犬がほえれば新聞もほえる」。明治の新聞社会面を変えた文人記者、渋川玄耳。
目次
故郷他郷
第1部 城の銀杏の落葉かな―陸軍法官のころ
第2部 剣からペンへ―東朝社会部長のころ
第3部 誰も屁をひらざりし顔の炬燵かな―東朝退社前後
第4部 打ち残した畠―新聞創業成らず
風やむ
著者等紹介
森田一雄[モリタカズオ]
1923年11月、大正大震災後の東京府下に生まれる。佐賀新聞社に2年余勤め、52年12月、朝日新聞西部本社に入社。宮崎支局をふりだしに25年在職。その間、大阪・西部本社の通信部次長、西部本社社会部次長兼福岡総局次長、鹿児島、長崎、山口各支局長、西部本社写真部長、連絡部長、編集委員など。91年から94年まで伊万里市立図書館長。新図書館建設基本計画の策定にかかわる。97年から99年まで有田町歴史民俗資料館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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