心理療法・カウンセリングにおけるスリー・ステップス・モデル―「自然回復」を中心にした対人援助の方法

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心理療法・カウンセリングにおけるスリー・ステップス・モデル―「自然回復」を中心にした対人援助の方法

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  • サイズ A5判/ページ数 152p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784866162010
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

出版社内容情報

心理療法の治療要因を突き詰めていくと,「共通要因」と「治療外要因」の存在が7割を占めると言われている。──この本は,そんなさまざまな心理療法に共通する治療要因を賦活させ,その後,治療外要因を増強させる戦略をもった臨床心理アプローチ「改訂スリー・ステップス・モデル」の理論と方法をまとめたものである。

2011年の東日本震災以降,編著者らは,被災者の悲嘆やトラウマ反応にこころを痛め,その中で生まれたのがスリー・ステップス・モデルで,多くの臨床家が実践でき,短期間で効果のあるアプローチであったという。その後,森田正馬の「自然回復」などの考えも取り入れ,トラウマ反応だけではなく,さまざまなこころの問題に対処できるよう磨かれたのが,改訂モデルである。

「改訂スリー・ステップス・モデル」は,アプローチの種類を問わず多くの心理療法家も実践できるものであり,この本に,そのABCがだれでもわかりやすくまとめられている。多くの臨床家にとって必読の一冊である。

内容説明

心理療法の治療要因を突き詰めていくと、「共通要因」と「治療外要因」の存在が7割を占めると言われている。―この本は、そんなさまざまな心理療法に共通する治療要因を賦活させ、その後、治療外要因を増強させる戦略をもった臨床心理アプローチ「改訂スリー・ステップス・モデル」の理論と方法をまとめたものである。2011年の東日本震災以降、編著者らは、被災者の悲嘆やトラウマ反応にこころを痛め、その中で生まれたのがスリー・ステップス・モデルで、多くの臨床家が実践でき、短期間で効果のあるアプローチであったという。その後、森田正馬の「自然回復」などの考えも取り入れ、トラウマ反応だけではなく、さまざまなこころの問題に対処できるよう磨かれたのが、改訂モデルである。「改訂スリー・ステップス・モデル」は、アプローチの種類を問わず多くの心理療法家も実践できるものであり、この本に、そのABCがだれでもわかりやすくまとめられている。多くの臨床家にとって必読の一冊である。

目次

第1章 心理療法の効果要因
第2章 改訂スリー・ステップス・モデル
第3章 2nd stepに関する研究
第4章 3rd step介入
第5章 実践とディスカッションを通じた接近
第6章 シングル・セッション・ソリューション(3S:スリーエス)と改訂スリー・ステップス・モデル
第7章 子どもを対象にした改訂スリー・ステップス・モデルの実践
第8章 1st stepを重視した改訂スリー・ステップス・モデルの実践
第9章 家族療法の実践と改訂スリー・ステップス・モデル
第10章 改訂スリー・ステップス・モデルに基づき実施した“休息”介入の試みが効果的であった事例

著者等紹介

若島孔文[ワカシマコウブン]
ブリーフセラピスト(シニア)、家族心理士、臨床心理士、公認心理師。2000年、東北大学大学院教育学研究科博士課程修了(教育学博士)。その後、立正大学心理学部准教授を経て、2008年より東北大学大学院教育学研究科准教授、同教授・心理支援センターセンター長。国際ブリーフセラピー協会研究員制度チーフトレーナー、International Academy of Family Psychology(国際家族心理学会)会長、日本心理臨床学会代議員、日本カウンセリング学会「カウンセリング研究」編集委員など

鴨志田冴子[カモシダサエコ]
臨床心理士。2023年、東北大学大学院教育学研究科博士課程修了(教育学博士)。現在、山形大学保健管理センター助教

二本松直人[ニホンマツナオト]
公認心理師、臨床心理士、ブリーフコーチ・エグゼクティブ、ブリーフセラピスト(シニア)。2023年、東北大学大学院教育学研究科博士課程修了(教育学博士)。現在、福島県立医科大学放射線医学県民健康管理センター助教。医療創生大学非常勤講師、仙台医療センター附属仙台医療看護助産学校非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ソーシャ

3
東北発のブリーフセラピー手法、スリーステップスモデルの考え方を開発した研究室のメンバーが解説した一冊。「自然回復」と銘打たれているように自己解決機能を重視したアプローチになりますが、場面を選べば使いやすいアプローチかなと思います。ただ、3rd Stepの介入で行う提案はある程度の手札を持っていないと難しそうな印象を受けました。2024/11/10

Go Extreme

1
療法の効果要因:Lambertの研究 改訂モデル:井上円了と森田正馬 妖怪学と心理療法 自然回帰・信じることへの着目 2nd step研究 3rd step介入 実践とディスカッションを通じた接近:モデルの問題の捉え方 自然回復プロセスの捉え方 シングル・セッション・ソリューションと改訂スリー・ステップス・モデル;臨床観と定義 態度と面接の進め方 子どもを対象にした実践;学校システムへの介入 1st stepを重視し実践;カップル・セラピーへの適用 家族療法の実践;トラウマ体験 家族療法 休息介入の試み2024/10/04

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