遠見こころライブラリー<br> 呪医とPTSDと幻覚キノコの医療人類学―マヤの伝統医療とトラウマケア

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遠見こころライブラリー
呪医とPTSDと幻覚キノコの医療人類学―マヤの伝統医療とトラウマケア

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  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866161822
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0011

出版社内容情報

本書は,若くしてマヤ文明に魅せられた医療人類学者・精神科医である著者が,50年の間に約50回メキシコやグアテマラを訪れ,マヤ人の文化や社会,呪医による伝統医療や儀式をつぶさに観察し体験した記録をまとめたものである。

伝説的シャーマンであるマリア・サビナの教え,伝統的な呪医による病いやPTSDの治療,子どもたちの幻覚キノコの集会--そこには,文化や風土に根差したケアの知恵が息づいていた。さらには内戦被害者の支援,数々の古代マヤ遺跡の探索,宗教の起源をもとめる調査と,現地のアミーゴを巻き込んだ著者のさまざまな活動が生き生きと語られる。

マヤの地における呪医とキノコとトラウマケアをめぐるフィールドワークの集大成,著者渾身の一書。

内容説明

本書は、若くしてマヤ文明に魅せられた医療人類学者・精神科医である著者が、50年の間に約50回メキシコやグアテマラを訪れ、マヤ人の文化や社会、呪医による伝統医療や儀式をつぶさに観察し体験した記憶をまとめたものである。伝説的シャーマンであるマリア・サビナの教え、伝統的な呪医による病いやPTSDの治療、子どもたちの幻覚キノコの集会―そこには、文化や風土に根差したケアの知恵が息づいていた。さらには内戦被害者の支援、数々の古代マヤ遺跡の探索、宗教の起源をもとめる調査と、現地のアミーゴを巻き込んだ著者のさまざまな活動が生き生きと語られる。マヤの地における呪医とキノコとトラウマケアをめぐるフィールドワークの集大成、著者渾身の一書。

目次

第1章 マリア・サビナと旅に出る
第2章 統合失調症の治療―犠牲者と共に呪いと闘う呪医
第3章 子どもたちのキノコの集会
第4章 マヤの地で見た夢
第5章 悪夢
第6章 あの世への入り口で
第7章 古代マヤの祈りのかたち―宗教の起源をもとめて

著者等紹介

宮西照夫[ミヤニシテルオ]
1948年和歌山県生まれ。1973年和歌山県立医科大学卒業。精神医学専攻。博士(医学)。和歌山大学保健管理センター所長・教授、評議員を経て名誉教授。現在、NPOヴィダ・リブレ理事長、和歌山県立医科大学及び、和歌山リハビリテーション専門職大学非常勤講師、他。1982年に和歌山大学でスチューデント・アパシーや社会的ひきこもりの研究を開始、2002年にひきこもり回復支援プログラムを完成し実践を続けている。2012年から2020年まで紀の川病院でひきこもり専門外来やショートケアを実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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huchang

5
タイトル買い。出オチかなーと思ったのだが、エッセイ風だが意外とちゃんと書いてある。著者は和歌山で精神科医をしていて、医療人類学者でもある。国や地域に特有の精神疾患がある。日本では赤面・対人恐怖系、アメリカはパーソナリティ障害と摂食障害、韓国では火病などなど。日本の加持祈祷、お祓い、滝行等々に相当する神に祈る儀式や治療のありさまを誠実に描写している。それはともかく、動物のお医者さんにある「私は獣医だ」「呪医?ああ、見るからに」というセリフが浮かんでいつもちょっとほっぺたの内側をかんでいたのは内緒の話だ。2024/12/22

snitori

2
和歌山大学の精神科医だが学生時代から毎年マヤ人を訪問している医療人類学研究者でもある。現地の精神疾患とその呪術的治療について調査している。またグアテマラ内戦後のPTSDについても調査している。全体としてはエッセイ的な文体。著者は冒険好きな面白い人ではあり、幻覚キノコを食べる儀式を行ったときのトリップ体験の記述は興味深かった。2024/04/16

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