出版社内容情報
本書は,若くしてマヤ文明に魅せられた医療人類学者・精神科医である著者が,50年の間に約50回メキシコやグアテマラを訪れ,マヤ人の文化や社会,呪医による伝統医療や儀式をつぶさに観察し体験した記録をまとめたものである。
伝説的シャーマンであるマリア・サビナの教え,伝統的な呪医による病いやPTSDの治療,子どもたちの幻覚キノコの集会--そこには,文化や風土に根差したケアの知恵が息づいていた。さらには内戦被害者の支援,数々の古代マヤ遺跡の探索,宗教の起源をもとめる調査と,現地のアミーゴを巻き込んだ著者のさまざまな活動が生き生きと語られる。
マヤの地における呪医とキノコとトラウマケアをめぐるフィールドワークの集大成,著者渾身の一書。
内容説明
本書は、若くしてマヤ文明に魅せられた医療人類学者・精神科医である著者が、50年の間に約50回メキシコやグアテマラを訪れ、マヤ人の文化や社会、呪医による伝統医療や儀式をつぶさに観察し体験した記憶をまとめたものである。伝説的シャーマンであるマリア・サビナの教え、伝統的な呪医による病いやPTSDの治療、子どもたちの幻覚キノコの集会―そこには、文化や風土に根差したケアの知恵が息づいていた。さらには内戦被害者の支援、数々の古代マヤ遺跡の探索、宗教の起源をもとめる調査と、現地のアミーゴを巻き込んだ著者のさまざまな活動が生き生きと語られる。マヤの地における呪医とキノコとトラウマケアをめぐるフィールドワークの集大成、著者渾身の一書。
目次
第1章 マリア・サビナと旅に出る
第2章 統合失調症の治療―犠牲者と共に呪いと闘う呪医
第3章 子どもたちのキノコの集会
第4章 マヤの地で見た夢
第5章 悪夢
第6章 あの世への入り口で
第7章 古代マヤの祈りのかたち―宗教の起源をもとめて
著者等紹介
宮西照夫[ミヤニシテルオ]
1948年和歌山県生まれ。1973年和歌山県立医科大学卒業。精神医学専攻。博士(医学)。和歌山大学保健管理センター所長・教授、評議員を経て名誉教授。現在、NPOヴィダ・リブレ理事長、和歌山県立医科大学及び、和歌山リハビリテーション専門職大学非常勤講師、他。1982年に和歌山大学でスチューデント・アパシーや社会的ひきこもりの研究を開始、2002年にひきこもり回復支援プログラムを完成し実践を続けている。2012年から2020年まで紀の川病院でひきこもり専門外来やショートケアを実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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