出版社内容情報
本書は,このタイトル通り,臨床能力をあげるための考え方,スキル,ヒントなどをブリーフセラピーらしい先取性とおおらかさで,ベテランの臨床家たちが描いたものです。また,黒沢幸子氏,東豊氏という日本を代表するセラピストによる紙上スーパービジョンも掲載しました。
多くの援助者が利用でき,短期間に終結し,高い効果があることを目的にしたブリーフセラピーは,対人支援の当たり前の技術として世界で広まっています。本書は,姉妹編『ブリーフセラピー入門』(小社刊)とともに,ブリーフセラピーを楽しく学べる1冊となりました。
内容説明
本書は、このタイトル通り、臨床能力をあげるための考え方、スキル、ヒントなどをブリーフセラピーらしい先取性とおおらかさで、ベテランの臨床家たちが描いたものです。また、黒沢幸子氏、東豊氏という日本を代表するセラピストによる紙上スーパービジョンも掲載しました。
目次
臨床力アップに向けて
第1部 コツをつかむ(ブリーフセラピーがもたらす質問の知恵;方法としての「提案」;ダイアローグ;大学院生はいかにしてセラピストになっていくのか;ボディ・マインド・リスニング)
第2部 私を育てる(わたし×システムズアプローチ;育てる、育てられる、育つ;タテの学びからヨコの学びへ、そして今)
第3部 師から学ぶ(宮田敬一先生から教わったこと―包括的な訓練から導かれた「哲学」と「姿勢」;森俊夫先生から教わったこと―守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな ほか)
第4部 事例検討:ブリーフセラピーのものの見方(黒沢流のスーパービジョンで学ぶ;東流のスーパービジョンで学ぶ)