感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あしゅ
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すごく感銘を受けた研究がいくつかあった。ナラティヴは宇宙だなぁ…。2021/07/26
はぴさん
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ビジュアル・ナラティブをテーマに編された書。各著者がそれぞれの視点で展開する内容は、どれも食い入る面白さがあった。 中でも、菅原和孝「障がい者が描くこと・生きることー自閉症をもつ『ゆっくん』の絵画表現」は愉快だ。ゆっくんを中心とした著者の家族の光景が自然と脳裏に描かれた。と同時に、著者の「ゆっくん」に対する愛情がひしひしと伝わり、心がじわりと温かくなった。 そうした人間味があってこそ、初めてより生身の人間として、ビジュアル・ナラティブが成立するのではないか、そう気づかされる著作であった。2018/06/27