くがいの聲

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  • サイズ 46判/ページ数 434p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863114821
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

この地で亡くなった人間の死体は朽ちることがない。
あの子まで「祈り子」にするわけにはいかない。
遺体を異なる三つの棺に納めて埋葬する。
この村はもうすぐ死によって埋め尽くされる――。

『お祖父ちゃんの家の遺品整理をしてきてほしいのよ』
母からの突然のお願いで、滝川史也(たきがわふみや)は幼少期ぶりに祖父の家がある神薙村(こうなぎむら)を訪れた。神薙村は深い山々に囲まれた限界集落にあり、奇妙な葬送儀礼が連綿と受け継がれていた。墓石に刻まれた十字架、「くがい」と呼ばれる謎の伝承、朽ちない死体、祖父の死の真相…。
神薙村に隠された暗い秘密が徐々に明らかになっていく。
それは奇跡の御業か、悪魔の所業か――。阿泉来堂が紡ぐ、絶望の民俗ホラーミステリー。
装画:荒ヰ 墨石


【目次】

内容説明

『お祖父ちゃんの家の遺品整理をしてきてほしいのよ』母からの突然のお願いで、滝川史也は幼少期ぶりに祖父の家がある神薙村を訪れた。神薙村は深い山々に囲まれた限界集落にあり、奇妙な葬送儀礼が連綿と受け継がれていた。墓石に刻まれた十字架、「くがい」と呼ばれる謎の伝承、朽ちない死体、祖父の死の真相…。神薙村に隠された暗い秘密が徐々に明らかになっていく。それは奇跡の御業か、悪魔の所業か―。阿泉来堂が紡ぐ、民俗ホラー。

著者等紹介

阿泉来堂[アズミライドウ]
第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞読者賞を受賞した『ナキメサマ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

61
土葬の風習、墓石の十字架、くがいと呼ばれる謎の現象。この村は何かがおかしい…山奥の限界集落で起こる不気味な出来事。因習村の仄暗い秘密が紐解かれる民俗ホラーミステリ。祖父が亡くなり、遺品の整理を頼まれた滝川文也。久しぶりに神薙村を訪れるが皆が口を濁す祖父の死に様、彼を疎外する村の人々に戸惑いを隠せない。そして村を調べる民俗学者に明治時代にこの地を訪れた異国の宣教師が残したという異教の教えを聞く。朽ちない死体に謎の祭り、遺体を三つの棺に分けて埋葬する『逆裂き』全てが明らかにされた時、戦慄の真相に恐怖する1冊。2026/05/30

ポチ

35
村には隠されたとんでもない秘密があるんだなぁ。狂った村人、呪い、巫女、そしてほぼゾンビ…。これだから村は面白い。2026/05/30

備忘録

30
因習村とリビングデッド的なものが交わる結構ベタなホラー 阿泉さんらしいどんでん返しは無くホラーの王道という様な展開 ミステリ要素の濃い普段の作品の方が個人的に好みだが、この作品も充分楽しめた2026/04/25

くまちゃん

9
因習ホラー。何年も会っていない祖父が亡くなり遺品整理の為に奥深い村へ訪れた史也。そこでは幼い頃一夏を過ごし近所の少女と過ごした思い出があった。独特な葬送儀礼、祈り子の巫女、そしてくがい。解らない事ばかりだが村人達は話したがらない。ありがちな因習ホラーですがとても面白かったです2026/05/28

あられ

7
ああ、怖かった、おもしろかった! 積んでいるはずなのだが、読むのは初めてかな。←はよ読め、ぢぶん。。。「お祖父ちゃんの家の遺品整理をしてきてほしいのよ」との母の依頼で神薙村を訪れた主人公。そこで待ち受けていたものは。。。あるといえば、あるけれど、テンポよく進んで、一気読み。比留真さんの活躍がすごかった、ちゃんと生き延びたし、よかった~ いっぱい死んで、スプッラッターで、映像でみるのは辛そうだが。土葬、生贄、逆裂き、と期待させる帯に違わず。神社の地下は見てみたいかも。発掘して、他の著書も読みたい。2026/05/10

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