出版社内容情報
日本全国津々浦々、歴史ある門前町や宿場町から知られざる漁村や在郷町まで。残しておきたい風景や語り継ぐべき物語を丹念に取材してオールカラーでお届けする写真紀行のシリーズ。
第7弾「九州1」は福岡、佐賀、長崎、大分を収録。コラムでは地域に伝わる祭りやノスタルジックな商店街をピックアップ。各県の重要伝統的建造物群保存地区も全て掲載。
――掘り起こせば私たちの国は、虚実入り混じった、数えきれぬほどの歴史や伝説、言い伝えに彩られています。そんなふるさとの町や村に埋もれてきた、歴史譚や懐かしい原風景に出逢う旅――
内容説明
福岡、佐賀、長崎、大分、各県の重要伝統的建造物群保存地区も収録。
目次
福岡(津屋崎‐「津屋崎千軒」‐海運で栄華を極め、塩で九州を支えた町;木屋瀬―木屋瀬宿に泊まり異国で果てた、ある白象の孤独な生涯 ほか)
佐賀(呼子―イカと朝市でにぎわう風情ある漁師町;上無津呂―山村の素朴な暮らしと静かな時間 ほか)
長崎(田助―幕末の志士たちが未来を語り合った、九州の片隅の小さな港町;宮ノ浦―港の中に神聖な島が浮かぶ「橋で結ばれた日本最西端の港町」 ほか)
大分(院内―深い渓谷に広がる日本一の石橋の郷;戸次本町―帆足本家を中心に古い建造物が点在する ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
奈良 楓
13
【良かった】良シリーズだと思うのですが、読メ登録者数の少ない本。昭和など古い日本ブームに乗れてほしい。九州北部の古き街並みが残っている地域をピックアップしている本。雰囲気のある港町が多いように思います。2023/05/13
kaz
1
馴染みの薄い地域ではあるが、のどかな風景はいつ見ても嬉しい。文化という面で言えばできるだけ残ってほしいが、生活者という面で言えばやはりだんだん無くなっていくのだろう。図書館の内容紹介は『美しい日本の原風景と、その地で紡がれてきた歴史や物語をオールカラーの写真で紹介する。九州1は、福岡、佐賀、長崎、大分を取り上げる。各県の重要伝統的建造物群保存地区も収録』。 2023/06/28