内容説明
『森の生活』が今なお語り継がれるヘンリー・ソローと、自然保護の父と呼ばれたジョン・ミューア。アメリカナチュラリスト東西の雄が遺した言葉のかけらを丁寧に拾い集めた一冊。
目次
ヘンリー・ソローとウォールデン湖について知っておきたいこと
ジョン・ミューアとヨセミテについて知っておきたいこと
ふたりが生きた19世紀は西部開拓と近代化の時代だった
ソロー、ミューア、ふたりをつなぐエマーソン
貧しさと豊かさについて、ちょっと考えてみる
自然の中を歩くことは、なぜ必要なのか
アメリカの国立公園と日本の国立公園、どっちもすごい!
孤独を味わう
ゆっくり歩く
人は自然の営みの一部
本当の豊かさ
著者等紹介
牧野森太郎[マキノシンタロウ]
1959年、東京生まれ。北海道大学農学部卒。自動車雑誌、釣り雑誌、インテリア雑誌の編集長を経て、現在フリーランス。20歳代のころのインド旅行を機に旅の素晴らしさに魅せられる。40歳を過ぎて「放浪キャンプ」をテーマにアメリカ国立公園を巡る。デルタ航空機内誌「sky」に掲載されたジョン・ミューア・トレイルの旅の記録、「カリフォルニア・ロングトレイル アウトドアの聖地を行く」が2020年「カリフォルニア観光局メディアアンバサダー大賞スポーツ部門」で最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kuliyama
1
書店で見かけて手にしました。ソローは、岩波文庫の「森の生活」で挫折したことがあり・・この本をきっかけに小学館文庫の「森の生活」を手に入れようと思います。2021/07/16
chie
0
ソローやミューアの精神に深く共感した。 もちろんその信念はケタ違いのものではあるけど。 物質的な豊かさに限界がきてるこの世の中で、改めて幸せって何だろう?と考えると、自然を愛して、自然と生きることが人にとって大切だし自然なことなんじゃないかな、、と感じた。 人間だって動物なんだから2024/12/03