内容説明
M‐1一回戦敗退芸人が、放浪の旅に出た。74ヵ国。弱冠20歳の受難巡礼記。
目次
1 アジア・オセアニア編―高士は気づく、日本を出てから僕の笑顔は減った。相方の眼は人殺しの眼。(ネパール;インド ほか)
2 アメリカ大陸編―アメリカ大陸での過酷さって、終わってみれば達成感と後悔だけが残る、学校の期末試験みたいなもん。(アルゼンチン;パラグアイ ほか)
3 ヨーロッパ・アフリカ大陸編―ドラえもんへ、我々コンビは色んな理由で限界です。どこでもドアで日本に帰らせて。「一生のお願い!」ここで使います。(アイスランド;イギリス ほか)
4 ユーラシア大陸編―全ての旅中の思い出や出会いに感謝、日本に向けての全力ラストラン。(ウズベキスタン;ジョージア ほか)
番外編
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シャコタンブルー
40
漫才コンビの「春道」の二人が526日間の世界一周した旅行記。全く知らない二人だが、テレビや雑誌の企画でなく自分達の意思と動機で旅を始めたことに好感が持てた。旅の責任は全て自分達で背負うという覚悟が感じられ、誰にも遠慮せず好き勝手に行動する様は楽しい。キューバ人との初体験は気の毒だった(笑)。性格が全く異なる二人だからこそ長期間の旅に耐えられたのかもしれない。相性は大切だ。お笑いお芸人としてこの旅から得たことを糧にブレイクして欲しい。2020/08/13
Hideki
1
うーん、「世界一周、よくがんばりましたね」的なフツーの感想のみかな?個人的にはイマイチ。ちょっと期待しすぎたかも知れない。2021/12/11
ともしけ
0
若者が体力と無鉄砲さにものを言わせてガシガシ突き進んでいく様が気持ちよかった。1人250万の資金をもってしても、さすがに1年半も旅をすると心許なくなるんだなあ。2020/08/21
あん
0
500日、自由に出来らはなあ。3.52020/07/31