内容説明
収録地域:奈良・三重・和歌山。各県の重要伝統的建造物群保存地区も収録。
目次
奈良県(高取―帰郷が叶わなかった土佐人の無念が残る「土佐街道」;高取こぼればなし『壺阪霊験記』お里沢市の物語;曽爾村―別名「ぬるべの郷」日本の漆塗り発祥の村 ほか)
三重県(河崎―水運の町として栄えた「伊勢の台所」;上多気―栄華を誇った北畠氏の夢の跡;一身田寺内町―寺内町専修寺を中心に今も残る風情ある町並み ほか)
和歌山県(天野―麗しい自然に囲まれた信仰と歴史の里;名手―大和街道の華岡青洲ゆかりの宿場町;太地町―鯨漁とともに歴史を刻んできた漁師町 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てつJapan
11
【良かった】田舎大好きなので、良かったと思いました。冒頭の山城高取城は訪問済み、かなりおすすめです。ただ、この「ふるさと」が町の中にかろうじて生き残っているのが写真からも見受けられて寂しいです。電柱が景色の邪魔をしている。2020/10/03
こぺたろう
7
自分に縁のある奈良・三重・和歌山の、ノスタルジーを感じるような場所を巡った本。スポットの解説を楽しむというより、写真集として楽しみました。三重は6年も住んでいたのに、本書に出てくるところは一度も行かなかったな。高田本山なんて自転車で行けたのに。学生時代の貧乏さ、視野の狭さが恨めしい。2022/01/27
Ayumi Shimojoh
1
カバー写真が御所の里山。御所まち、と山里の高天、住んでいた御所市が二カ所も取り上げられていて、購入。奈良、三重、和歌山の、絵になる写真集、として持っていたい本。地図やデータはイマイチ薄いし、デザインされていない。全国のシリーズものらしい。他を買うかは見てみてから判断だなあ。2021/11/03
Masa Naka
0
吉野郡十津川村のはてなし(果無)集落に行ってみたい。以前にテレビでみましたが、車では絶対に通れない民家の庭先の前の熊野古道に続く世界遺産登録の道、走ってみたい。 また自分の近くにある古い街並みの紹介もあり、題の通り再発見の連続でした。2021/08/11
kaz
0
「本当にこれは現在なの?」「映画のセットではないの?」と思えるような懐かしい日本の原風景。こういう場所での落ち着いた生活への憧れがある一方、都内の生活に慣れた身からするとやはり大変かもしれない。図書館の内容紹介は『美しい日本の原風景と、その地で紡がれてきた歴史や物語をオールカラーの写真で紹介する。近畿2は、奈良、三重、和歌山を取り上げる。各県の重要伝統的建造物群保存地区も収録』。 2021/01/29