利き蜜師物語〈２〉図書室の魔女

小林 栗奈【著】

産業編集センター（2017/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 268p／高さ 19cm
• 商品コード 9784863111509
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

「利き蜜師物語」シリーズ第２話。利き蜜師・仙道と弟子のまゆを待ち受ける古城ベルジュの謎と、利き蜜師の真実とは!?チューリップの庭園と、息をのむような図書室を備える古城・ベルジュ城。
利き蜜師・仙道と弟子のまゆは、利き蜜師協会からの、ある命（めい）を受け城を訪れた。
敷地に入った瞬間、仙道はそこに働く特殊な力を感じる。
仙道たちを迎えた城主シェーラは若く美麗な女主人だったが、その気配はあまりに弱々しい。
やがて仙道とまゆはこの城で、利き蜜師の真実を知ることになり……。

迫力のスケールで描かれる利き蜜師の物語・第二話。
「続きが気になる！」熱い支持を得ていよいよ登場です！

序章：旅立ち
一章　霧の古城
二章　図書室の魔女
三章　夜の会遇
四章　呪われた城
五章　閉ざされた時の部屋
六章　月のワルツ
七章　炎の花
八章　明けの空
終章　帰郷

小林 栗奈［コバヤシ クリナ］
小林栗奈(Kurina Kobayashi)
1971年生まれ。東京都多摩地方在住。
表の顔は地味で真面目な会社員だが、本性は風来坊。欲しいものは体力。
2015年、第25回ゆきのまち幻想文学賞長編賞受賞。
2016年『利き蜜師』で第三回「暮らしの小説大賞」出版社特別賞を受賞し、
『利き蜜師物語　銀蜂の目覚め』（産業編集センター）として刊行。

六七質［ムナシチ］

内容説明

チューリップの庭園と、息をのむような図書室を備える古城・ベルジュ城。利き蜜師・仙道と弟子のまゆは、利き蜜師協会からの、ある命を受け城を訪れた。敷地に入った瞬間、仙道はそこに働く特殊な力を感じる。仙道たちを迎えた城主シェーラは若く美麗な女主人だったが、その気配はあまりに弱々しい。やがて仙道とまゆはこの城で、利き蜜師の真実を知ることになり…。迫力のスケールで描かれる利き蜜師の物語第二話。

著者等紹介

小林栗奈［コバヤシクリナ］
１９７１年生まれ。会社員。２０１５年、第２５回ゆきのまち幻想文学賞長編賞受賞。２０１６年『利き蜜師』で第三回「暮らしの小説大賞」出版社特別賞を受賞し、『利き蜜師物語　銀蜂の目覚め』（産業編集センター）として刊行（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[mocha]

2巻の舞台はチューリップの咲く古城。図書室の魔女がまさかのあの人とは！まゆの持つ一番の力は〈希望〉ということなのかな。銀蜂との戦いはどうなったの？と思ったけど、意味深なひと言が・・。色とりどりのチューリップが目に浮かぶ、ロマンチックなおとぎ話だった。

2019/03/07

[ままこ]

シリーズ2作目、素直で柔らかな感性のまゆ、自分がやりたいことに対しての積極性が出てきたなぁ。ますます今後の利き蜜師としての成長が楽しみ。

2017/11/26

[hirune]

利き蜜師物語っていっても 主役は若干13歳である弟子のまゆですね。利き蜜師協会だかの大古狸がまゆに関心を寄せてるみたいだけど、意外と跳ねっ返りで 猪突猛進なまゆは仙道でなくちゃ御せないですよね、きっと。今回も救いようのない運命に囚われた人たちの命運をひっくり返すべく大奮闘でした😅次回はまた銀蜂との闘いかなぁ？🐝

2019/02/23

[mint-s]

シリーズ第2弾。利き蜜師協会の命を受けてベルジュ城を訪れた仙道とまゆ。城の悲しい歴史や図書室の謎が解けてくると同時に利き蜜師のことも少しずつわかってくる。弟子のまゆの一生懸命な姿や真っ直ぐな心が可愛くて今後の成長が楽しみ♪

2018/06/22

[はな]

図書館本。1作目の内容がうっすらあるかなという状況だったのですが、面白く読めました。序章では利き蜜師の弟子としてというより田舎の暮らしを満喫しているまゆの姿にほっこりしつつ、きちんと弟子としても旅先でちゃんとはちみつ水を作る姿に成長を感じた。旅先で出会った人にやさしさだったりまゆの楽しそうな姿がよかった。物語としてはまだ序盤という形のようなのでこれから銀蜂の行方だったりまゆの能力のことだったりがはっきりしてくると思うのが楽しみです。前の内容を忘れる前に出てくれるといいな。

2017/09/30