コーヒーゼリーの時間

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  • サイズ B6判/ページ数 180p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863111165
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0077

出版社内容情報

コーヒーゼリーのおいしい関東・関西の厳選店を紹介し、その魅力に迫る。
『dancyu』編集長をして
「あぁ、悔しい。こんな素敵な企画、dancyuでやりたかった!」
と言わしめた、本邦初のコーヒーゼリー本。

[ゼリー専門店のコーヒーゼリー]
福島・いわき 『ゼリーのイエ』

[コーヒー店の、焙煎からはじまるゼリー]
東京・南千住 『カフェ・バッハ』
東京・千歳船橋 『堀口珈琲 世田谷店』
東京・新宿 『但馬屋珈琲店』
東京・恵比寿 『猿田彦珈琲』
京都・四条烏丸 『高木珈琲 烏丸店』
京都・山科 『ガルーダコーヒー』
京都・今出川 『カフェ・デ・コラソン』
大阪・千日前 『丸福珈琲店 千日前本店』

[喫茶店のコーヒーゼリー]
千葉・八千代台 『イイジマコーヒー』
神奈川・鎌倉 『カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ』
東京・千駄ヶ谷 『タスヤード』
大阪・淀屋橋 『モールホソイ&コーヒーズ』
東京・新宿 『ベルク』
神奈川・鎌倉 『オクシモロン』
東京・九品仏 『ディアンドデパートメント ダイニング トウキョウ』
大阪・南堀江 『ディアンドデパートメント ダイニング オオサカ』

[洋菓子店のコーヒーゼリー]
東京・銀座 『銀座ウエスト』
東京・学芸大学 『マッターホーン』
東京・金町 『ラ・ローズ・ジャポネ』

[コーヒーゼリーのための器]
千葉・九十九里 『Sghrスガハラ』

[コラム]
コーヒージェリーをあがつていらつしやい/寒天の話/
グリコ訪問記(前編)「カフェゼリー」の歴史をたどる/
グリコ訪問記(後編)「ドロリッチ」のどごし革命/
ゼリーコーヒー『喫茶ソワレ』の思い出/
コーヒーゼリーの隣にふさわしい飲みものはなんでしょう?/
コーヒーゼリーにまつわる用語/ゼリーを固めるもの/
注釈/参考文献など(イラスト:なかむらるみ『おじさん図鑑』)

【著者紹介】
木村 衣有子(きむら・ゆうこ)
文筆家。1975年、栃木生まれ。立命館大学社会学部卒。
コーヒーと酒器、クラフトとプロ野球を愛す。
〔主な著書〕『京都カフェ案内』『京都の喫茶店』(平凡社)、
『銀座ウエストのひみつ』『大阪のぞき』 (京阪神エルマガジン社)
〔ミニコミ〕『のんべえ春秋』1~4号

内容説明

本邦初!!コーヒーゼリーブック登場!関東・関西の厳選店を一挙紹介。関連コラム、豆知識も充実。

目次

ゼリー専門店のコーヒーゼリー(『ゼリーのイエ』福島・いわき)
コーヒー店の、焙煎からはじまるゼリー(『カフェ・バッハ』東京・南千住;『堀口珈琲 世田谷店』東京・千歳船橋 ほか)
喫茶店のコーヒーゼリー(『イイジマコーヒー』千葉・八千代台;『カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ』神奈川・鎌倉 ほか)
洋菓子店のコーヒーゼリー(『銀座ウエスト』東京・銀座;『マッターホーン』東京・学芸大学 ほか)
コーヒーゼリーのための器(『Sghrスガハラ』千葉・九十九里)

著者等紹介

木村衣有子[キムラユウコ]
文筆家。1975年、栃木生まれ。立命館大学産業社会学部卒。のんべえによるのんべえのためのミニコミ『のんべえ春秋』編集発行人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

125
正直に告白すると、この本を読むまでコーヒーゼリーについて深く考えた事はなかった。カフェより昔ながらの喫茶店にあるメニュー。あるスイーツ屋さんは人気商品を毎日300個作る傍らで20個のコーヒーゼリーを作る。「地味な子」だけどその20個には昔からのファンがいて、地味ながらも売れていく。木村衣有子さんの「ぷるぷるとぶるぶるの間」「ぷるぷるととろとろの間」というデリケートな描写が素晴らしい。なのに某邦画の「白と黒のエクスタシー」というコピーが浮かび、頭の中が哀川翔になってお洒落な事が書けなくなった。_| ̄|○2016/07/08

masa@レビューお休み中

120
これはすごい。コーヒーゼリーだけに特化した本なんて今までのあっただろうか。しかも、憎いことにどのコーヒーゼリーもおいしそうなんですよね。関東・関西の喫茶店、カフェ、洋菓子店などのコーヒーゼリーたちが一挙大集合しています。コーヒーゼリーって、カフェの中でも日陰者のイメージなのに…。ここでは一躍スターとなってます。また木村さんのインタビューが素晴らしいんですよね。ご店主たちから根掘り葉掘り出してはいけないことまで聞いているような…。但馬屋珈琲店、高木珈琲のゼリーが食べたいですね。2016/11/07

♪みどりpiyopiyo♪

83
どこの街にも必ずある、目立たないけどファンが居る、甘苦くってフルフル儚い ひとときの夢。コーヒーゼリーの愉しみを集めたご本です。■日本各地のゼリー専門店、珈琲店、喫茶店、洋菓子店、のコーヒーゼリー紹介。大正時代のレシピ。コーヒーゼリーの隣に相応しい飲み物。など。■コーヒーゼリー、子供の頃から大好きです♡ 深く澄んでつるんとひんやり、お口でほどけて喉こし滑らか、後味甘やか。家でも喫茶店でも、どこで食べてもなんだかしあわせ。■きっとあなたもコーヒーゼリーのファンになる。心満たされるご本でした♡ (2015年)2017/06/09

ねむねむあくび♪

73
図書館の本。コーヒーゼリーにハマった。あのビターなプルプルを、文字でも味わいたい!と借りてみた。予想以上に奥が深くて面白い…。コーヒー店のコーヒーの目指す所は、皆同じ…“美味しい珈琲を入れる事!”にあると思う。しかし、コーヒー店主の皆さんの、コーヒーゼリーのイメージは多種多様で、とてもバラエティに富んでいる…(*゚Д゚*)oh!紹介されているお店のコーヒーゼリーはどれもユニークで、看板商品ではないけれど、地味に(笑)こだわりがうかがえて興味深い。店主と話しているような気持ちになってプルンと癒されます(笑)2016/06/30

ユメ

53
美しいコーヒーゼリーの写真にうっとりと見惚れる。しかし、単なるビジュアルブックやカフェガイドと侮るなかれ。著者の木村衣有子さんは店主との対話からその店のコーヒーゼリーに対する哲学を引き出しており、読みごたえがある。どの店も、喫茶店やカフェの命であるコーヒーを使ったお菓子であるコーヒーゼリーに対し、並々ならぬこだわりがある。店で提供しているコーヒーをそのまま冷やし固めるのでなく、ゼリーとして味わったときに風味がそこなわれないよう、ブレンドのバランスや焙煎を変えたりと様々な創意工夫がなされているのが興味深い。2018/07/10

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