ヴェヌスの秘録<br> 復活のヴェヌス―ヴェヌスの秘録〈4〉

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ヴェヌスの秘録
復活のヴェヌス―ヴェヌスの秘録〈4〉

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  • サイズ B6判/ページ数 406p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863110014
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

ヴェヌスへ向かうサブヴェネリンの中は異様な熱気に満ちていた。オプテックス・ガラスの窓の向こうに、エア・ドームに包まれた“都”があらわれる。歓喜に沸く乗客たちの喧騒をよそに、漆黒の肌のミュージシャン、ピカロの表情は冴えないものだった。その姿はまるで黒炭でつくられた悩める彫像のようだ。「ピカロ、あなたは海の底で死ぬのよ」黄金の瞳の美しい母、シムーンの言葉が何度も思いだされる。―“都”で18世紀に流行った歌が奏でられるというコンサートの日。しかし音楽の始まりとともに、ヴェヌスは壮絶な惨劇の舞台と化したのだった。血にまみれ倒れ重なる人々。当局からは「CXシステムの故障により生じたアクシデント」との説明がなされたが…。水の都ヴェネチアのパラレルワールド“ヴェヌス”で繰り広げられるタニス・リー傑作ロマンティック・ファンタジー「ヴェヌスの秘録」シリーズ衝撃の終幕。

著者等紹介

リー,タニス[リー,タニス][Lee,Tanith]
1947年イギリス・ロンドンで生まれる。CatfordのPrendergast Grammer Schoolで中等教育を受け、9歳から創作を始める。卒業後は図書館助手や店員、文書整理係、ウェイトレスなどの仕事に就き、25歳の1年間は美術大学で学ぶ。1970年から1971年にかけて子供向けの本を3冊発表。1975年DAW Books USAから『The Birthgrave』を出版して以降、立て続けに26冊を上梓し専業作家となった

柿沼瑛子[カキヌマエイコ]
英米文学翻訳家。早稲田大学第一文学部日本史学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぬのさと@灯れ松明の火

5
突然、舞台が未来に飛んでびっくり。天使の扱いがタニス・リーらしいなと思いました。2013/06/05

NAGIA

2
タニス・リーのSFの中では、まあまあなのかな……ストーリーがあくまでファンタジー的だったのがよかったのかも。一巻からの長い伏線ですね。ヒロインが剣闘士、というところで期待したけど、不思議と4作中いちばん魅力に乏しいキャラだった(いちばん好きだったのは三巻のベアトリクサ)。最後のカササギの使い方に「おお!」となりました。2013/09/07

madhatter

2
直接的に言及があるのは第一作のみだが、神の問題については第二作、肉体と魂の関係については第三作と、隠された繋がりがあるように思えた。いつか全四巻を一気読みしたい。但し、それを抜きにして、一つの物語としても壮大なスケールを持つ。いきなり天使とか神とか言われたので、整理が大変だったが、リーによる黙示録とでも言うべきだろうか。宗教という難しい問題を正面から扱っているため、好みは分かれるかもしれないが。2011/07/18

まぬけのまりこ

0
ヴェヌスの秘録最終巻では、舞台はぐっと未来に。生と死。終末と始まり。すべてがつながり一つの輪となる、最終巻らしい展開だった。クライマックスのめくるめく…愛?光?悲劇?は圧巻。(つくづくこの作者の表現は一つに定義できない)

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